調剤薬局での薬剤師の一日の仕事

薬剤師の職場として一番多いのは、調剤薬局です。患者さんにとっても一番身近な存在でしょう。では調剤薬局の一日はどのように過ぎていき、薬剤師はどんな仕事をしているのでしょうか。
朝いちばんにやるのは、開局準備です。調剤機器やレセコンをすぐ使える状態に起動します。開局してすぐは患者さんもまばらなので、その間に、よく出る粉薬のセットを予め作っておいたり、その他忙しくなるとできないような雑務を行います。
患者さんの来局ピークは、たいてい11時過ぎ、午前診療の終了前の駆け込み時間です。病院でも待たされた患者さんがさらに待つことにうんざりしないよう、スピーディーにかつ正確に、処方箋に基づき薬を調剤します。
お薬が出来上がったら、患者さんを呼んで薬の説明、服薬指導を行います。ここで、患者さんに他に飲んでいる薬があれば 飲み合わせても平気なのかどうかチェックします。 初めての患者さんにはまず、アレルギー歴や副作用歴、妊娠・授乳中か、煙草は良く吸うのかなどを聞いて、その日の症状や指導内容と共に薬歴に記入し、次回患者さんが来た時に投薬する薬剤師がその患者さんについて薬歴を見れば把握できるように記録しておきます。
病院が昼休みに入ると、薬局も穏やかになります。この空いている時間に、午後の業務で足りなくなりそうな薬を発注したり、時間がかかる処方内容で、後から取りに来るなどとおっしゃった患者さんの薬を作ったりします。
午後診療が始まると、少しずつ患者さんが来はじめます。午後のピークは、午前ほどではないことが多いですが、夕方には学校、会社帰りの患者さんが多くなります。
病院の診療時間にもよりますが、たいていは月曜日と金曜日、連休明けが混雑しがちです。診察終了が30分ほど延びることもあります。終了に近づくと来局もまばらになるので、少しずつ調剤機器の掃除など、締めの準備を始めます。最後の患者さんが帰ったら、施錠して終了です。混雑した日は、薬歴が溜まってしまい、店を閉めた後にも薬歴記入作業を行うこともあります。

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