精神科で働く場合の薬剤師の心得

精神病院での勤務を希望する薬剤師は意外と多いです。専門性を高めたい薬剤師、何らかの「専門薬剤師」になりたいと考えたとき、がんの化学療法などの専門薬剤師よりは敷居が低そうだというのが背景にあるようです。しかしスタッフの定着率はあまり良くありません。精神科で働くには一般的な診療科で働くのとは異なる能力が求められます。
第一に、高いコミュニケーション能力が必要です。
表情が乏しかったり、日によって期限の良し悪しに極端な差があったりという患者さんが多いので、臨機応変な対応が求められます。
第二に、強い精神力がないと長持ちしません。患者さんの中には、幻聴や幻覚で、医療スタッフが敵のように見えている方や、常識的な話が通じない方もいます。そのような患者さんにあまりに親身になり過ぎると、自分の精神がもちません。患者さんに深入りせず、一線を引く強さが求められるでしょう。

精神疾患の知識

また精神科で働くには、精神疾患について正しく深い知識が必要です。幻覚を見ているという同じ症状でも、それがうつからきているのか、統合失調症による症状なのかによって、取るべき対応が変わってきます。飲んでいる薬や、医師、看護師との情報共有により、患者さんの病状を正確に把握するよう心がけましょう。

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